格安SIMのデメリットとは?乗り換える前に知っておきたい注意点と解決策を解説

格安SIMは大手キャリアとに比べて、月々の通信料が安く、自分にあったプランを選べることから近年利用者が急増しています。しかし格安SIMにはドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアと比べるとデメリットも存在します。

そこで今回は格安SIMへの乗り換えを考えている方に向けて、格安SIMのデメリットを包み隠さずご紹介します。

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格安SIMのデメリットと解決策

  1. 回線と端末の選び方が初心者にはややこしい
  2. 初期設定を自分でおこなう必要がある
  3. 実店舗が少なくサポートが不十分
  4. 通信速度が不安定
  5. 通話料金が高くなる
  6. キャリアメールが使えない
  7. キャリア決済が使えない
  8. クレジットカード決済のみのサービスが多い
  9. テザリングが使えない場合がある
  10. LINEのID検索が使えない
  11. 契約後、数日間使えない期間がある

デメリット1:回線と端末の選び方が初心者にはややこしい

格安SIMは大手キャリアに比べて、料金プランがシンプルでわかりやすいという特徴があります。一方で回線と端末の選び方が初心者にはややこしいという一面があります。

大手キャリアではスマホ端末本体とSIMカード、回線の契約はセットとして考えられているため、組み合わせで悩むことはありません。

しかし格安SIMの場合は、回線と端末にも種類や使用できるかできないかの相性もあり、初心者には難しく感じることがあるでしょう。格安SIMに乗り換える時に、現在使っているスマホはそのまま使えるのか(動作端末)、回線はどこのキャリアのものを使っているのかなどをチェックする必要があります。

大手キャリアのスマホは「SIMロック」というキャリア独自のSIMしか使えないように設定されています。そのため、大手キャリアから格安SIMに乗り換えて、現在使用しているスマホをそのまま使いたい場合は、キャリアショップに行きSIMロック解除をしてもらう必要があるのです。

解決策:料金シュミレーターを使う

格安SIMを取り扱うMVNOの公式サイトには料金プランをシュミレーションできる料金シュミレーターが用意されています。料金シュミレーターを利用すると回線や端末などの知識がなくてもぴったりの料金プランや回線、対応端末を調べることができます。

またドコモ、au、ソフトバンクのSIMロックの解除方法は以下のリンクを参考にしてください。

デメリット2:初期設定を自分でおこなう必要がある

大手キャリアでは契約時に本体とSIMカードの初期設定は、契約時にキャリアのスタッフが案内してくれます。しかし、格安SIMの場合だと基本的にWebでの申し込みになり、端末やSIMが自宅に届けられます。

そのため、初期設定や開通手続きなどは自分で行う必要があるのです。格安SIMでは、SIMカードの開通作業であるAPN設定(Access Point Name)が必要です。初心者の方やスマホに詳しくない方だと時間がかかってしまうことがあります。

解決策:公式サイトもしくはオペレーションサービスを利用する

初期設定の方法は各格安SIMの公式サイトで解説されています。格安SIMの初期設定は初めて行う方にとっては、ややこしく感じるかもしれませんが操作自体は簡単です。そのため、サイトをチェックしながら作業すれば5分もあれば完了することでしょう。

それでも電子機器に疎くて不安という方は、オペレーションサービスやオプションに加入しておきましょう。スマホを遠隔操作で設定してもらえたり、トラブルの際に電話で対応してもらえたりします。月額料金はご利用予定のMVNOをご確認ください。

デメリット3:実店舗が少なくサポートが不十分

格安SIMの購入は基本的にWebでの申し込みでオンライン上で行われることが多く、実店舗でのサポートが受けにくいという特徴があります。大手キャリアでは実店舗の数が多く、突然のトラブルや故障の際はすぐに対応してもらえます。

しかし、格安SIMでは実店舗を持たないメーカーも多く、故障やトラブルへの対応が大手キャリアに比べると不十分だと感じる場合があるでしょう。特にスマホに詳しくない方、初心者の方は不安に感じる点かもしれません。

解決策:格安SIMはWeb上のサポートは充実している

格安SIMは実店舗数はまだまた少ないものの、Web上でのサポートは充実しています。そのため、トラブルや故障の際はWeb上でのカスタマーサービスや症状をGoogleなどで検索することで解決できます。Webでの検索ができるレベルの知識があれば実店舗の少ないことによるサポート不足は問題ないことでしょう。

デメリット4:通信速度が不安定

格安SIMは通信速度が不安定だと言われています。回線が充実している大手キャリアに比べて、格安SIMは大手キャリアの回線の一部を利用していることが多く、回線が限られていることで、利用者が多い時間帯には通信が渋滞して通信速度の問題が生じるのです。

特に格安SIMの通信速度は時間帯によって大きく左右されています。そのため、格安SIMだからといって通信速度が遅い訳ではありませんが、通信速度が安定していない時間があるとと覚えておきましょう。

解決策:UQ mobile、Y!mobileは大手キャリアに負けない通信速度

通信速度を重視される方はUQ mobile、Y!mobileがおすすめです。auのサブブランドであるUQ mobileとソフトバンクのサブブランドであるY!mobileが数ある格安SIMの中でも通信速度の安定性は群を抜いています。

ただし最近はどの格安SIMも通信速度や安定性はどんどん改善されつつあるので、どうしても高速通信をストレスなく使いたいという方以外は気にならないため、格安SIM=津新速度が安定しないは昔の話になりつつあります。

デメリット5:通話料金が高くなる

格安SIMのメリットとして月々の通信料金が安くなるということが上げられますが、通話料金に限っては大手キャリアよりも高くなる場合があります。

格安SIMは基本的に30秒20円という通話料金のため、電話を多く使う方は通話料金がかさむことになります。

大手キャリアでは一般的なかけ放題プランや家族間の通話が無料などの通話に関するサービスが充実していますが、格安SIMの場合は通話に対するサポートが薄く、通話の面では大手キャリアよりもコストがかかってしまうことが多いです。

解決策:かけ放題オプション加入or通話専用アプリを利用

通話料金が高いという印象の格安SIMでしたが、最近ではかけ放題オプションが充実してきています。かけ放題オプションに加入しても大手キャリアよりも月額料金を抑えることはできるので電話を頻繁に利用する方はオプションに加入しておくようにしましょう。

また各MVNOが提供する通話専用のアプリを利用すると通話料が半額になるという格安SIMも増えています。そのため、通話を利用する回数が少ない方はアプリの利用だけでも通話料を半額に抑えられます。

ちなみにY!mobileはスマホベーシックプランという料金プランの加入で追加料金なしで国内通話が10分間無料で利用できます。

デメリット6:キャリアメールが使えない

「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」など格安SIMではキャリアメールが使用できなくなります。

今までキャリアメールを中心に利用されていた方は、格安SIMへの乗り換えでメールアドレスを変更することになります。そのため友人や会社へ新規メールアドレスのの連絡が必要になることが面倒な点です。

解決策:Gmileを利用orキャリアメールを提供する格安SIMを利用

現在ではGoogleの提供するGmileを利用すればメールの問題は解決します。特にキャリアメールにこだわる理由がないのであれば、乗り換えとともにGmileのアドレスを取得しましょう。

キャリアメールのメールアドレスの引き継ぎはできません。そのため、サイトへの登録変更や連絡先への新規メールアドレスの連絡などは、キャリアと契約を終了する前、早めにGmileのアドレスを取得して乗り換え前に移行しておくことをおすすめします。

デメリット7:キャリア決済が使えない

キャリア決済とは「auかんたん決済」「ドコモ払い/d払い」「ソフトバンクまとめて支払い」など、商品の購入やサービス利用料金の支払い等をスマホの利用料金と合わせて支払うことができるサービスのことです。

しかし格安SIMには、このキャリア決済に変わるサービスがありません。そのため現在キャリア決済を利用されている方は、格安SIMに乗り換える際は決済方法を変更する必要があります。

デメリット8:クレジットカード決済のみのサービスが多い

大手キャリアのご利用の場合、月々の料金は口座振替での支払いがメインとなっています。一方で格安SIMでは支払い方法はクレジットカード決済のみの場合が多く、クレジットカードをお持ちでない方や諸事情により利用できない方などは支払い方法を検討する必要があります。

解決策:口座振替に対している格安SIMを利用

本サイトで紹介している格安SIMの中ではUQ mobile、楽天モバイル、BIGLOBEモバイル、OCNモバイルONEが口座振込に対応しています。

またmineo、OCNモバイルONE、楽天モバイルはデイビッドカードでのお支払いにも対応しています。

最近では口座振替に対応している格安SIMも増えてきていますがまだ少ないという印象です。

デメリット9:テザリングが使えない場合がある

スマホをWi-Fiルーター代わりにしてタブレットやPCをネット環境に繋ぐデザリングですが、格安SIMの使用している回線によっては使用できない場合があります。

解決策:公式サイトのスペックページでチェック

デザリング使用の有無は格安SIMのスペックページに記載されていることが多いため、デザリングが必要な方は購入の際にチェックしておく必要があります。

またデザリングはオプションや申請を行うことで利用できるようになるMVNOもあるため、ご利用予定の格安SIM デザリングで検索して確認しておきましょう。

デメリット10:LINEのID検索が使えない

格安SIMではLINEで友達追加をする際にLINEのID検索ができません。

解決策:ふるふるやQRコードでの友達追加は可能or LINEモバイル利用

ID検索はできませんが、ふるふるやQRコードでの友達追加はできるため格安SIMだからといってLINEが使用できない訳ではないので利用する上では問題ないでしょう。

LINEが提供している格安SIMであるLINEモバイルであれば、LINEのID検索も利用することができます。

デメリット11:契約後、数日間スマホが使えない期間がある

現在使っている電話番号を引き継ぐことができるMNP(Mobile Number Portability)といいます。大手キャリアから格安SIMでの乗り換えでもMNPを行うことができます。

その手続きの際に現在のキャリアと新規で契約する格安SIMへ移行する数日の間、新しいSIMが手元に届くまでスマホが使えない期間が生まれます。そのため、お仕事で電話が必須の場合やスマホが使えないことが問題の場合は注意が必要です。

解決策:即日MNPを利用する

一般的にMNPの手続きには数日かかりますが、その日に切り替えができる即日MNPに対応している格安SIMもあります。また格安SIMとスマホ端末をセットで購入すると電話番号の引き継ぎがスムーズです。

お仕事などで電話番号の引き継ぎやスマホが使えない期間を避けたい方は事前に即日MNPに予約しておきましょう。

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格安SIMの利用に向いている人

格安SIMに向いている人の特徴をご紹介します。

前提として、格安SIMはスマホやSIMの知識がないと扱いが難しく感じます。また大手キャリアに比べて実店舗でのサポートや説明が少ないため、Webでの検索や自分で調べて解決することに慣れていないと不便さを感じてしまうでしょう。

といっても現在では格安SIMの情報は多く流通しており、Googleを使って簡単な検索ができればほとんどの問題は解決できるため心配はいりません。

格安SIMの利用に向いている人
  • 月々の通信料を節約したい方
  • データ通信を中心に利用される方
  • スマホやSIMの扱いに慣れている方
  • 分からないことを自分で調べることができる方

月々の通信料を節約したい方

格安SIMの一番の魅力は月々の通信料の安さです。個人差はありますが、大手キャリアに比べて月々の支払いが4,000円から6,000円ほど節約できます。年間だと4万〜7万円ほど節約できる計算です。

データ通信を中心に利用される方

格安SIMはデータ通信を中心に安く利用したいというところから発展してきたという歴史があります。そのため電話はたまにしか使わない方、スマホの利用用途がメールやLINE、SNSの利用などデータ通信がメインの場合は格安SIMがおすすめです。

ただし最近ではかけ放題オプションや通話に関するプランも充実しているため通話をよく利用される方も使いやすくなってきています。

スマホやSIMの扱いに慣れている方

もちろんスマホやSIMの知識はなくても格安SIMは利用できますが、初期設定やトラブル、サポートのことを考えるとある程度スマホの操作になれていた方がスムーズに利用できるでしょう。

といっても頻繁にトラブルが起きる訳ではないですし、操作をしているうちに慣れていくので大きな問題ではありません。

分からないことを自分で調べることができる方

上記の「スマホやSIMカードについて知識がある方」に関連してきますが、格安SIMはサポートが少ないといえどWeb上での情報は充実しています。公式サイトはもちろん、個人ブログやTwitterなどで情報は溢れています。そのため、困った時は検索して自分で調べることができる方には格安SIMは向いています。

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格安SIMの利用に向いていない人

次に格安SIMの利用に向いていない人の特徴を見てきましょう。

格安SIMの利用に向いていない人
  • 長時間の音声通話を利用される方
  • 通信速度を重視する方
  • Wi-Fi環境がない方
  • 電子機器の操作が苦手な方
  • 分からないことを自分で調べて解決できない方

長時間の音声通話を利用される方

格安SIMでもかけ放題オプションがあります。しかし格安SIMのかけ放題オプションは3〜10分以内の通話がかけ放題や月に60分以内までかけ放題などと制限があることが多いです。そのため、長時間の音声通話をする場合は格安SIMは向いていないと言えるでしょう。

ただしUQ mobielやY!mobileは時間無制限のかけ放題オプションを選択できます。そのため長時間の通話をする方はUQ mobielの「国内通話かけ放題」やY!mobileの「スーパーだれとでも定額」オプションがおすすめです。月額料金は高くなりますが大手キャリアに比べたら十分安く利用できます。

通信速度を重視する方

格安SIMは大手キャリアの回線の一部を利用して通信サービスを提供しています。通信速度は改善されているとはいえ、まだ大手キャリアに比べると通信速度は安定していません。そのため、スマホを利用する際に通信速度を重視する方は格安SIMは向いていません。

また外出が多い方も場所によって、通信速度が遅くなったり繋がらなくなったりする場合があるため、気をつけたいポイントです。

Wi-Fi環境がない方

格安SIMでとにかく月額料金を安くしたい場合はデータ容量は3GBをおすすめしています。データ容量は3GBあればTwitterやInstagramなどのSNSやLINEや音楽なども問題なく楽しめます。しかし長時間YouTubeなどの動画を見るとなると通信容量をオーバーしてしまう可能性があります。

そのため、自宅や職場にWi-Fi環境がなく常にデータ通信を利用しなければいけない場合は、データが大容量のプランを選ぶか、特定のデータ容量が無制限になるオプションに加入する必要があります。

すると必然的に月額料金は高くなるため、とにかく月額料金を抑えたいがスマホのデータ利用が多く、Wi-Fi環境がない方は向いていないと言えます。

とはいえ何度も言いますが、大手キャリアよりは安くなります。

電子機器の操作が苦手な方

格安SIMのサポートはチャットでのやり取りがメインになります。そのため、現在大手キャリアを利用されていて、トラブルや操作で分からないことがあった際にショップに行き、相談されていた方は実店舗が少ない格安SIMでは不便に感じるかもしれません。

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格安SIMのデメリットまとめ

格安SIMのデメリットをご紹介しました。格安SIMは大手キャリアよりも安くスマホが利用できて、便利ですがデメリットも存在します。

最後に格安SIMのデメリットをもう一度見ておきましょう。

  1. 回線と端末の選び方が初心者にはややこしい
  2. 初期設定を自分でおこなう必要がある
  3. 実店舗が少なくサポートが不十分
  4. 通信速度が不安定
  5. 通話料金が高くなる
  6. キャリアメールが使えない
  7. キャリア決済が使えない
  8. クレジットカード決済のみのサービスが多い
  9. テザリングが使えない場合がある
  10. LINEのID検索が使えない
  11. 契約後、数日間使えない期間がある

格安SIMのデメリットを理解しておくことで、乗り換えてから後悔することがなくなります。格安SIMのデメリットを理解して自分に合ったプランを選びましょう。

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T.Katahira

このサイトではSIMフリー歴5年の僕が格安SIMの情報を発信しています。
格安SIMの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたくてサイトを立ち上げました。
スマホに詳しくない方にも分かりやすく書いているので、友人から話を聞く感覚で読んでもらえたらと嬉しいです。

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