格安SIMに乗り換える時に一緒に考えたいのが格安スマホへの機種変更です。格安スマホは格安SIM同様にスマホ端末を扱う大手キャリアよりも安くスマホ端末を購入できます。
しかも最近の格安スマホは性能も上がっており、2万円前後で高機能カメラや大容量バッテリー搭載のスマホが利用できます。
そこでこの記事では格安SIMに乗り換える方におすすめの格安スマホ、Android端末をご紹介します。
コスパの良い格安スマホを選ぶ時のチェックポイント
まずはコスパの良い格安スマホを選ぶ際にチェックするべきポイントをご紹介します。
本体価格
どのくらいの値段を格安スマホと呼ぶのかの定義はありませんが、大手キャリアの人気Android端末やiPhoneの本体価格が10万円ほどです。そのため、半額の5万円台なら一般的には安いと言えます。しかし、格安スマホは安いスマホではなく、「格安」スマホです。そのため、さらに2万円ほど落とした2万〜3万円台なら格安スマホと呼んでいいでしょう。
といっても近年ではスマホは低価格化しており、2万円台であればかなり高スペックのスマホが購入できるようになりました。中には1万円台や1万円を切るような商品もありますが、このレベルになるとやはり性能が落ちてくる印象です。
そのため、この記事では2万〜3万円台の格安スマホを中心に紹介します。
本体重量、ディスプレイサイズ
本体重量は150〜180g、画面サイズは5.5〜6インチが現在のスマホの主流のサイズです。これを上回る場合は重く感じたり、大きく感じたりするかもしれません。
本体重量や画面サイズは使い心地に直結します。現代人はスマホの利用時間は1日平均2〜3時間と言われています。そのため、重たすぎたり、大きすぎたりすると持っていることに疲れたり、手の小さい女性や子供だと使いづらく感じることがあります。
ただし最近のスマホは大画面化しており、大容量バッテリーを積んでいることが多いため、必然的に大きく、重たい機種が増えている印象です。
バッテリーの容量
スマホを利用する用途がメールや電話だけではなく、動画や音楽、SNSへ移行したことによって、バッテリーの持ちが鍵となってきました。
バッテリーの容量は最低でも3000mAhは欲しいところです。3000mAhだとスリープモードで60時間ほど、アプリダウンロードで3時間ほど連続使用ができます。
最近では大容量バッテリーを積んだ機種が増えているため、4000〜5000mAhのものも多くあります。ただし大容量バッテリーは本体重量も大きく、重くなるため注意が必要です。
カメラ性能
スマホのカメラはどんどん高画質になっており、カメラに負けないほどの性能のスマホが増えています。格安スマホでもカメラ性能に力を入れているメーカーも多い印象です。
また最近のスマホはアウトカメラが3つ付いたトリプルカメラが主流です。画素数は4000万画素くらいだと高画質、高性能と呼んで良いでしょう。インスタやブログなどでカメラ性能にこだわりたい方はカメラ性能もチェックポイントです。
2万円以下のスマホを見るとカメラ性能は落ちますが、今は2〜3万円クラスのスマホなら4000万画素以上のカメラは標準搭載していることが多くなっています。
格安SIMに乗り換える方におすすめの格安スマホ5選【Android端末】
Redmi Note 9S|Xiaomi

Redmi Note 9Sを取り扱っている格安SIM
- LINEモバイル:一括22,800円、分割24回1,030円
- OCNモバイルONE:一括15,200円
- BIGLOBEモバイル:一括22,560円、分割24回940円
- IIJmio:一括21,800円、分割24回925円
料金はプランやキャンペーンによって変動することがあります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
シャオミの発売しているRedmi Note 9Sは数ある格安SIMの中でも最高のコスパだと言えます。6.67インチの大画面に5020mAhの大容量バッテリーを積んでいます。カメラもアウトカメラは4つあり、約4,800万画素+約800万画素+約500万画素+約200万画素と性能、価格全てにおいてトップクラスです。
ただしRedmi Note 9Sは本体重量が209gとスマホの中ではトップクラスに重いところがデメリットです。iPhone 8が148g、重くなったと言われたiPhone 11でも194gなのでかなりのヘビー級です。僕はメインでRedmi Note 9Sを使っているのですが、やはり他の端末に比べてずっしりと重みを感じます。
コスパの良さと大画面、大容量バッテリー、高画質カメラ全てにおいてRedmi Note 9Sは最高の格安スマホと言えます。
Redmi Note 9Sのスペック | |
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型番 | ブルー:REDMINOTE9S/BL/64GB ホワイト:REDMINOTE9S/WH/64GB |
本体価格 | |
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 720G オクタコア(2.3GHz) |
プラットフォーム | Android™ 10 |
ディスプレイ | 約6.67インチ |
サイズ | 高さ約165.75mm x 幅約76.68mm x 厚さ約8.8mm |
重量 | 約209g |
解像度 | 2,400×1,080ドット (フルHD+) |
メインメモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー容量 | 5,020mAh |
防水 | 非対応 |
カメラ | アウトカメラ:約4,800万画素+約800万画素+約500万画素+約200万画素 インカメラ:約1,600万画素 |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
インタフェース | USB Type-C nanoSIMスロット×2 microSDカードスロット イヤホンジャック |
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moto g8 plus|Motorola

moto g8 plusを取り扱っている格安SIM
- LINEモバイル:一括35,500円、分割24回1,560円
- OCNモバイルONE:一括22,800円
- BIGLOBEモバイル:一括35,280円、分割24回1,470円
- IIJmio:一括34,800円、分割24回1,480円
料金はプランやキャンペーンによって変動することがあります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
moto g8 plusの一番の特徴はカメラ性能です。アウトカメラは約4,800万画素+約1,600万画素+約500万画素のトリプルカメラ。インカメラも約2,500万画素と自撮りにも対応したスペックです。
ディスプレイは6.3インチ、重量は188gとRedmi Note 9Sよりも一回り小ぶりで手にフィットする形状です。本体価格は35,000円と格安スマホの中では少し高めですが、値段に値する性能を兼ね揃えた一台です。
またmoto g8 plusはステレオスピーカーに加えて、コンテンツを識別して最適なサウンドに自動で調整してくれるDolby Audioが搭載されているため、映画やゲームなどを臨場感溢れる映像と画質で楽しめます。
moto g8 plusのスペック | |
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型番 | ブルー:PAGE0013JP ベリー: PAGE0020JP |
本体価格 | |
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコア(2.0GHz×4+1.8GHz×4) |
プラットフォーム | Android™ 9.0 |
ディスプレイ | 約6.3インチ, IPS |
サイズ | 高さ約158.4mm x 幅約75.8mm x 厚さ約8.27mm(最薄部) |
重量 | 約188g |
解像度 | 2,280×1,080ドット (フルHD+) |
メインメモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
防水 | 非対応 |
カメラ | アウトカメラ:約4,800万画素+約1,600万画素+約500万画素 インカメラ:約2,500万画素 |
生体認証 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
インターフェース | USB Type-C nanoSIMスロット×2 microSDカードスロット イヤホンマイクジャック |
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OPPO Reno3 A|OPPO

OPPO Reno3 Aを取り扱っている格安SIM
- UQ mobile:一括21,600円、分割24回990円
- Y!mobile:2020年8月下旬以降発売
- LINEモバイル:一括36,800円、分割24回1,620円
- OCNモバイルONE:一括27,300円
- イオンモバイル:一括35,800円、分割24回1,640円
- BIGLOBEモバイル:一括36,000円、分割24回1,500円
- IIJmio:一括34,800円、分割24回1,480円
料金はプランやキャンペーンによって変動することがあります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
OPPO Reno3 Aは前機種のOPPO Reno Aに引き続き、本体サイズ、重量、ディスプレイ、カメラ、バッテリーなどトータルのバランスの取れた一台です。またおサイフケータイに防水、防塵まで日常生活に役立つ機能が詰まっています。
また約4,800万画素+約800万画素+約200万画素+約200万画素の4つのアウトカメラを搭載、インカメラも約1,600万画素と十分な性能です。もはや3万円台のスマホでは4,000万画素を超えるカメラ性能は当たり前になりつつあります。
価格は36,000円が相場ですが、格安SIMとのセット割が適応される場合があるので購入をお考えの方は公式サイトをご確認ください。
OPPO Reno3 Aのスペック | |
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型番 | ホワイト:CPH2013 WH ブラック:CPH2013 BK |
本体価格 | |
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコア(2.0GHz×4+1.8GHz×4) |
プラットフォーム | Android™ 10 |
ディスプレイ | 約6.44インチ , AMOLED(有機EL) |
サイズ | 高さ約160.9mm x 幅約74.1mm x 厚さ約8.2mm |
重量 | 約175g |
解像度 | 2,400×1,080ドット (フルHD+) |
メインメモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
バッテリー容量 | 4,025mAh |
防水 | 対応 |
カメラ | アウトカメラ:約4,800万画素+約800万画素+約200万画素+約200万画素 インカメラ:約1,600万画素 |
生体認証 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
インターフェース | USB Type-C nanoSIMスロット×2 microSDカードスロット 3.5mm イヤホンジャック |
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AQUOS sense3 SH-M12|SHARP

AQUOS sense3 SH-M12を取り扱っている格安SIM
- UQ mobile:一括23,760円、分割24回990円
- LINEモバイル:一括35,800円、分割24回1,590円
- OCNモバイルONE:一括23,100円
- イオンモバイル:一括31,800円、分割24回1,457円
- mineo:一括36,000円、分割24回1,500円
- BIGLOBEモバイル:一括36,000円、分割24回1,500円
- IIJmio:一括26,800円、分割24回1,125円
料金はプランやキャンペーンによって変動することがあります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
AQUOS sense3 SH-M12はSHARPが製造しているスマホです。大手キャリアでも取り扱いがあり人気の機種です。良い意味で平均的な機種のため、大きな特徴が少ないですが安定した性能で長く使用できます。ディスプレイは約5.5インチのIGZO、重量は167gと軽量で日本人の手にフィットしやすいサイズ感です。
カメラは約1,200万画素+約1,200万画素のダブルのアウトカメラ、インカメラは約800万画素と上記のスマホよりカメラ性能は落ちますが、日常的には不自由なく使えるスペックです。
またAQUOS sense3 SH-M12は取り扱っている格安SIMが多いため、格安SIMの乗り換えと同時にスマホも機種変更したいという方は購入しやすいことも嬉しい特徴です。
AQUOS sense3 SH-M12のスペック | |
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型番 | SH-M12(カッパー、シルバー、ブラック) |
本体価格 | |
プロセッサ | Qualcomm® Snapdragon™ 630 オクタコア(2.2GHz×4+1.8GHz×4) |
プラットフォーム | Android™ 9 |
ディスプレイ | 約5.5インチ , IGZO |
サイズ | 高さ約147mm x 幅約70mm x 厚さ約8.9mm |
重量 | 約167g |
解像度 | 2,160×1,080ドット (フルHD+) |
メインメモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー | 4,000mAh |
防水 | 対応 |
カメラ | アウトカメラ:約1,200万画素+約1,200万画素 インカメラ:約800万画素 |
生体認証 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
インターフェース | USB Type-C nanoSIMスロット×2 microSDカードスロット イヤホンジャック |
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Galaxy A20|Samsung

Galaxy A20は12,000円というお手頃な価格で最低限の機能を兼ね揃えたエントリーモデルです。ドコモやauなどの大手キャリアでも取り扱いがあり人気の機種でした。
画面サイズやOS、カメラ性能は上記で紹介した端末に比べると落ちる部分がありますが、3000mAhのバッテリーや防水、防塵対応は普段使いにぴったりです。取り扱いはUQ mobileのみのため、他の格安SIMをご利用の場合はAmazonや楽天で購入することになります。
スマホ端末にお金をかけたくない方やメールや電話のみを利用される方は十分な性能と言えます。
Galaxy A20のスペック | |
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型番 | Galaxy A20 |
本体価格 | |
プロセッサ | Exynos 7884B オクタコア (2x1.6GHz+6x1.35GHz) |
プラットフォーム | Android™9 |
ディスプレイ | 約5.8インチ |
サイズ | 高さ約150mm×幅71mm×厚さ8.1mm |
重量 | 約151g |
解像度 | 1560×720ドット |
メインメモリ/ストレージ | 3GB/32GB |
バッテリー | 3,000mAh |
防水、防塵 | 対応 |
カメラ | アウトカメラ:約800万画素 インカメラ:約500万画素 |
生体認証 | 顔認証:対応 |
インターフェース | USB Type-C nanoSIMスロット microSDカードスロット イヤホンジャック |
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格安スマホは格安SIMへの乗り換えとセットでお得に購入できる
格安スマホはスマホ端末単品で購入しても十分お得ですが、格安SIMの中にはスマホとセットでお得に購入できるスマホセットやスマホ割といったサービスを展開している格安SIMがあります。
格安SIMに乗り換えるタイミングで格安SIMとスマホをセットで購入することでスマホの端末代や月額料金の割引などの特典が受けられます。
格安SIMと格安スマホのセット販売に対応している格安SIMは以下の5社です。
各社スマホセットの詳細は以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
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